「芯がある」 それぞれの症状 |
原 因
|
対処方法
|
解 説
|
| ごはんに芯がある−その1 |
炊き上がり温度を調整するツマミの位置が正しい温度よりも低い温度に設定されている。 |
お使いの炊飯器の取扱い説明書を確認し、炊き上がり調整ツマミの位置を正しい温度設定の位
置に戻す。⇒取扱い説明書が無い! |
二段式、または三段式になっている業務用炊飯器(俗にタテ型炊飯器炊飯器と呼ばれています。)の場合は、操作パネルに炊き上がり温度を設定するツマミが付いています。
そして、このツマミは、ダイヤル式で廻すものが多いのですが、操作パネルの上をウエスなどで拭いた場合に簡単に動いて設定がずれてしまう場合があります。ですから、キッチンによっては、そのツマミが動かない様に、テープなどで固定している場合もあります。また、普段はどの位
置の目盛りにツマミがあれば良いのか?をマジック等で印して使用されているキッチンもあります。
また、丸型の炊飯器(ガス式)の場合には炊き上がり温度の調整を行うツマミが付いていない場合もあります。 |
| ごはんに芯がある−その2 |
炊飯器が炊き上げられる分量以上のごはんを炊こうとした為に熱量不足が発生、お釜全体に熱が行き渡らなかった。 |
お使いの炊飯器の取扱い説明書を確認し、炊飯能力の範囲内でごはんを炊くようにする。⇒取扱い説明書が無い! |
二段式、または三段式になっている業務用炊飯器(俗にタテ型炊飯器炊飯器と呼ばれています。)の場合は、通
常1段辺りの炊飯能力は、お米7kgまでとなっています。
よくある間違いは、炊き込み御飯を炊く時に、お米7kgに更に具を3kgも4kgも入れてしまう!というものです。つまり、この時は7kgの能力に対して10kgもの材料を入れてしまった事になります。たとえ、材料がお釜に収まったとしても、炊飯器の熱量
の設定は7kgまでに合わせてあるのですから、熱量が足らなくなり、ごはんに芯が出来てしまうのです。 |
| ごはんに芯がある−その3 |
お釜の底(外側)と温度感知部(サーモ台)の間にゴミなどが挟まり、正常な温度感知が出来なかった。 |
@お釜をひっくり返し、底中央の窪みをキレイに掃除します。
A炊飯室の中央にあるサーモ台の温度感知部をキレイに拭きます。但し水は決してかけないで下さい。 |
二段式、または三段式になっている業務用炊飯器(俗にタテ型炊飯器炊飯器と呼ばれています。)の場合は、お釜を炊飯室に押し込んでセットし、扉を閉めます。この扉と連動してサーモ台の温度感知部が、お釜の底に密着し、炊飯を待つのです。ですから、このサーモ台とお釜の底との間にゴミなどが挟まりますと、その隙間から熱が入り込み、ごはんが炊き上がる前に、加熱が終了してしまい、ごはんに芯が残ってしまうのです。 |
| ごはんに芯がある−その4 |
お釜の底(内側)の洗い方が不十分で、ごはんのデンプン質が残っていた。 |
お釜の内側を充分に洗い、ごはんのデンプン質を取り除く。 |
特に炊飯ネットを使用してみえるキッチンで多く見られる症状です。炊飯ネットを使いますと、ごはん粒が一つもお釜に残らずに取り出せますので、お釜の内側がとてもキレイに見え、どうしても洗い方がおろそかになってしまいがちです。その結果
として知らず知らずのうちにお釜の底にデンプン質の層が出来、実際にごはんが炊ける前に、この層だけが温度上昇して炊き上がり温度に達し、加熱が終了してしまうので、ごはんに芯が残ってしまうのです。 |
| ごはんに芯がある−その5 |
お米の中に割れたものが多く混ざっていた。 |
@割れていないお米で炊飯を行う。
A温度感知式でなく、時間を決めて加熱を行う炊飯器に代える。 |
割れたお米から溶け出したデンプン質がお釜の底に溜まり、コロイド状になって層を作り、この層だけが温度上昇して釜底を炊き上がり温度にしてしまい、加熱が終了して、ごはんに芯が残ってしまう状態です。ですから、早く加熱が終了してしまう点では「ごはんに芯がある−その4」と全く同じ状態であると言えます。
|
| ごはんに芯がある−その6 |
炊飯室にある温度感知部(サーモ台)が傾いてしまい、正しくお釜の底に密着しない。 |
サーモ台を正常な状態になおす。⇒お助けコーナーへ! |
サーモ台が傾いていますと、お釜の底に正しく温度感知部が当らないことになります。その状態で加熱を開始しますと、温度感知部は、お釜の炊き上がり温度でなく、炊飯室の高い温度を直接感知してしまい、ごはんが炊き上がる前に早く加熱が終了してしまうのです。
|
| ごはんに芯がある−その7 |
加熱が終ると同時に、蒸らしを行わないでごはんを取り出してしまった。 |
約15分から20分の間、お釜の蓋を取らずに充分に蒸らす。 |
水を少なめにして、ややかために炊き上げることを狙ったごはんの場合、充分に蒸らしを行わないと、お米の中心部まで水分と熱が届きません。よって、ごはんに芯が残ってしまいます。
また、普通の設定のごはんの場合でも、加熱が終った段階では、まだ、炊飯は半分しか終了していないのです。何より大切なごはんの粘りや香りが出ない結果
となり、炊き増えもしません。蒸らしは炊飯の大切な一部であることを認識して下さい。
|
| ごはんに芯がある−その8 |
水が少ない |
お米に加える水の量を確認し、水の量を増やして下さい。 |
お米を洗った後、水の量は重量にしてお米と同じ重さ、又は1.1倍重量
の水の量が適当です。
ごはんに芯がある場合には、次回より更に10%〜20%の水を追加して炊いてみてください。 |
| ごはんに芯がある−その9 |
お米を充分に水に浸漬していない。 |
炊く前に充分に水に浸漬して下さい。 |
お米のデンプンは、穀物デンプンの中でも、最も密度の高いものですので、簡単にアルファ化させることは出来ません。そこで炊く前に、水分を染み込ませてやるのです。
お米を水に浸漬しておく時間は、夏場で30〜60分、冬場で60分から90分くらいが適当です。 |
以上のどれにも該当しないのに
ごはんに芯がある! |
炊飯器の異常、ガス圧の異常、電圧の異常が考えられます。 |
⇒お助けコーナーへ! |
炊飯器、及びその熱源(ガス・電気)などのトータルな点検が必要な状態だと思われます。
|